かわさき花園のこだわり
花栽培は土づくりから
色鮮やかで日持ちする花を作るためには、良質な土づくりが欠かせません。ほとんどの肥料は有機肥料を使用しています。米ぬかやヤシの木の繊維物、サトウキビの乾燥葉などの有機物を使用することで、ふわふわで柔らかい土を作ります。ふわふわの土は空気を多く含むだけでなく、水持ちと水はけの良さも持ち合わせているので、養分も維持されやすくなります。 更に、放線菌/糸状菌/酵母菌等の善玉菌を畑に散布することで、花にとって悪い菌は少なく良い菌は多くなります。その結果、植物自体の免疫力が高まって病気や虫が付きにくくなり、根がしっかりと張って茎が堅く日持ちの良い花となります。
農薬の使用について
花の栽培において農薬は必要不可欠とされてきましたが、かわさき農園では農薬散布の量や回数を極力減らしています。農薬の種類は天然素材のニームオイル・カルシウム剤・ケイ酸剤などを使用し、土への負担や周辺の自然環境・自分たちの健康についても考えながら栽培しています。
管理の徹底
元気で日持ちのいい花を育てるために、ハウス内の温度管理や水やりの管理を徹底しています。 また、花の収穫後には新鮮な水と花専用の水揚げ剤につける事により、花の鮮度を保つ様に心がけています。
常に試行錯誤
現在、色々な種類の切り花を栽培していますが、これまで多くの失敗と試行錯誤を繰り返してきた背景があります。 花も生き物であるため、決して一筋縄ではいきません。毎年花の生長過程を見つめながら、その時々に適した栽培方法を研究し続けています。